共働き夫婦が疲れ果てる“原因トップ3”と対処法

育児と家庭

共働きが当たり前になった今、「毎日が全力疾走みたいでしんどい…」と感じている夫婦は少なくありません。

総務省「労働力調査(詳細集計)」の2024年平均によると、共働き世帯は1,300万世帯に達し、前年より22万世帯増加しています。

一方、専業主婦世帯は508万世帯で減少傾向。

つまり、現代日本では 夫婦の約7割が共働き という状況です。

しかし、共働きが増えたからといって、家庭の負担が自動的に平等になるわけではありません。

むしろ、家事・育児・仕事の三重負担で、夫婦ともに疲れ果ててしまうケースが増えています。

この記事では、最新データと実体験をもとに、共働き夫婦が疲れ果てる“本当の原因トップ3”と、今日からできる対処法をわかりやすく解説します。

家事・育児の負担が偏りやすい

最新データでも「家事の偏り」は続いている

内閣府の調査では、2020年代に入っても家事・育児の主担当は依然として女性が多い という結果が続いています。

共働きであっても、以下の“見えない家事”は妻側に偏りがちです。

  • 子どもの送り迎え
  • 保育園・学校の連絡対応
  • 食事づくり
  • 掃除・洗濯
  • 体調不良時の対応

特に「気づいた方がやる」という暗黙ルールがある家庭では、“気づく負担”まで妻が背負ってしまい、精神的な疲労が蓄積しやすくなります。

よくあるパターン

  • 夫婦ともフルタイム → でも家事は妻が7割
  • 夫は「手伝っているつもり」
  • 妻は「やって当たり前と思われている」と感じる

この“認識のズレ”が、夫婦関係のストレス源になりやすいのが厄介なところです。

筆者の家庭でも、妻から「手伝うじゃなくて“自分の家事”としてやってほしい」
と言われたことがあります。

この言葉は、多くの共働き家庭に共通する本音だと思います。

仕事と家庭の両立が物理的に難しい

共働き世帯は増えても、働き方はバラバラ

2024年のデータでは、共働き世帯のうち、

  • 夫婦ともに週35時間以上働く世帯:496万世帯
  • 夫35時間以上・妻1〜34時間:536万世帯

という構成になっています。

つまり、「夫婦どちらもフルタイム」または「妻も短時間勤務でギリギリ」という家庭が多いということ。

筆者の家庭も、私が週40時間・妻が週24時間働いており、平日は毎日バタバタです。

典型的な“疲れ果てる”流れ

  1. 朝から子どもの支度でバタバタ
  2. 仕事では常に気を張る
  3. 帰宅後に家事育児の第二ラウンド
  4. 自分の時間ゼロ
  5. 夫婦の会話も減る
  6. 気づけば慢性的な疲労

特に子どもが小さい時期は、「仕事+育児+家事」=フルマラソン3本分の負荷と言われるほどハードです。

コミュニケーション不足がストレスを増幅させる

会話が減ると疲れは倍増する

共働き夫婦の多くが口にするのが、「話す時間がない」「気持ちを共有できない」という悩み。

仕事と家事育児に追われると、どうしても夫婦の会話は後回しになりがちです。

筆者の家庭では、夕食時の“子どもが食べ終わるまでの数分”を使って会話することが多いです。

短い時間でも気持ちの共有ができると、夜の会話も自然と増えます。

よくあるすれ違い

  • 相手が疲れているのは分かるけど、声をかけづらい
  • 自分ばかり頑張っている気がしてイライラ
  • 相談したいけど、相手も忙しそうで言い出せない
  • 気づけば「業務連絡」しかしていない

この状態が続くと、“疲れ”が“孤独感”に変わり、夫婦関係の質が下がるという悪循環に陥ります。

心理的な負担はデータにも表れている

厚生労働省の調査でも、子育て世帯の多くが「仕事と家庭の両立にストレスを感じている」と回答しており、特に女性の負担が大きい傾向が続いています。

つまり、共働き夫婦の疲れは体力だけでなく、メンタル面の負荷も大きいということです。

共働き夫婦が疲れ果てないための対処法

家事・育児の負担を“見える化”する

家事の偏りは、感覚ではなく“見えていない”ことが原因のことが多いです。

  • 家事リストを作る
  • 1週間の家事量を可視化する
  • 「誰がやるか」ではなく「何があるか」を共有する

筆者も妻から「言われなくても気づいて動いてほしい」と言われた経験がありますが、
“何があるか”を把握するだけで、能動的に動けるようになりました。

役割分担は“固定”ではなく“流動制”にする

2020年代の働き方は変動が大きいので、「あなたはこれ、私はこれ」と固定すると破綻しやすいです。

  • その週の忙しさで担当を変える
  • 子どもの予定に合わせて柔軟に調整
  • できない日は“免除”を前提にする

“助け合い”ではなく“チーム戦”の発想が大事です。

外部サービスを積極的に使う

共働き夫婦が疲れる最大の理由は「全部自分たちでやろうとすること」。

  • 家事代行(電化製品)
  • 宅配ミールキット
  • ファミサポ
  • 一時保育
  • ネットスーパー
  • 乾燥機付き洗濯機・ロボット掃除機

筆者の家庭でも、ロボット掃除機と乾燥機付き洗濯機は大活躍。

週1回のミールキットも、料理が苦手な私には本当に助かっています。

夫婦の会話は“短くても毎日”を意識する

長い話し合いは不要で、1〜3分の“ミニ対話”で十分。

  • 今日しんどかったこと
  • 明日の予定
  • 手伝ってほしいこと
  • 感謝の一言

これだけで、心理的な距離がぐっと縮まります。

自分の時間を確保する“スキマ習慣”を作る

共働き夫婦は「自分の時間がない」ことで疲れが蓄積します。

筆者は、

  • 子どもが寝た後の晩酌・読書
  • 買い物ついでのドライブ

などで“自分に戻る時間”を作っています。

短時間でも、心の余裕が全然違います。

まとめ:共働き夫婦が疲れ果てるのは“構造的な問題”でもある

共働き夫婦が疲れ果てる原因トップ3は以下の通りです。

  1. 家事・育児の負担が偏りやすい
  2. 仕事と家庭の両立が物理的に難しい
  3. コミュニケーション不足でストレスが増幅する

これらは、夫婦の努力だけではどうにもならない“社会的な構造”も大きく関係しています。

だからこそ、

  • 家事の見える化
  • 役割分担の再設計
  • 夫婦の対話時間の確保
  • 外部サービスの活用
  • 仕事の負荷調整

こうした“仕組みづくり”が、共働き夫婦の疲れを減らすカギになります。

無理をしないこと、抱え込まないこと。

そして、夫婦が“チーム”として動ける環境を整えることが、共働き家庭の幸せにつながっていきます。

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